迷走神経反射(^−^;)

先日、とてもひどいめにあってしまいました。。
結婚する前は何かと事故に遭いやすいと言われますが。。。
まさか、こんな目にあうとは(><)

その日は、たまたま始めて降りる地下鉄の駅からあるいて皮膚科に
行った帰りでした。月曜日で仕事の疲れもあり、ぼーっと階段をおりていたせいか
いつもと様子の違う駅で、平常心が失われていたとしか思えない事件が起きたのです。

階段の最後の1段を踏み外し、かなりきつい衝撃を足首近辺に受けてしまったのです。
で、痛いーっと思いつつも、転倒を免れるため瞬間にしゃがんだのですが、その動きも後に起きる事件の伏線になったかもしれません。

痛みはなかなかひかず、それでも足を引きずりながら、乗り換えの駅まで一駅だったので、目の前の地下鉄に乗り込み、次の駅へ急いだのです。
それが仇になったようで、どうせ一駅だし、と思い足の痛みに耐えながら、ドア付近に立っていました。
すると、だんだん顔面蒼白になってくるのが自分でもわかる感覚で顔が冷たくなってきた上に、吐き気までしてきたので、次の乗り換え駅で絶対休もう・・と思ったことまでは記憶しているのです。。

そのあとすぐ次の駅に着いたと同時くらいに、気を失って地下鉄のドアとホームをまたぐ格好で後ろ向きに倒れてしまったようなのです。ようなのです・・というのは、吐き気がした少し後から全く記憶がないのです。
目が覚めたら、なぜか電車の出口に横たわっている自分に気づいたのです。

乗り合せた女性の親切な乗客の方が”大丈夫ですか?大丈夫ですか?”と呼びかけてくださり、車掌さんもその車両まで走ってこられました。
もちろん地下鉄はいったんその駅で停車時間をオーバーしていたと思います。
とりあえず、意識がはっきりもどってきたので、よろよろとたちあがりホームの駅に座ろうと歩いたらその助けてくださった女性も、一緒に電車から降りて、救急車が来るまでつきそってくださったのです。

名古屋にきて、女性にこんなに親切にされたのが始めてだったので、少し感動しながらも、自分の身に起こった出来事を理解するためにも、その方にどんな風に倒れたのか聞きました。
すると、頭のほうから、バタッと倒れたようなのですが、なぜかあれだけ痛かった足の痛みが消えて、頭もなぜか痛みはなく頬とあごが少し痛む感じがしたので、自然と手で押さえていました。
私としては、倒れた記憶もなく、足の痛みも引いているように(そのときは)感じたので病院に行くほどでは・・・。と恐縮して申し上げたのですが、その女性が、「あの倒れた様子見ていた乗客全員が全員,病院に行ったほうがいいといいますよ・・。」と・・・・・。
なんかすごい倒れ方したみたいなんですけど、全く覚えていないのです(^^;)

結局、救急車には乗らずにその日は自分でかえりました。。
翌日、病院に行ってみると、昨夜はなんともなかった足首のくるぶしの周りがぞうのように腫れていて顔の頬の痛みが強くなって、あごの下に青たんが浮き出ていました(笑)
整形外科の先生がおっしゃるには、骨折とかをして痛みがひどいときによく併発する事故だそうです。
痛みを我慢している間、神経がものすごい痛みを和らげようと働き、その後身体を休憩させるための神経が働き、一時的に脳に血液が回らなくなり、意識がなくなるそうです。
医学用語では、”迷走神経反射”という状態に陥ったらしいのです。。

しかし、なぜ靭帯損傷で意識を失うのか理由がわかって安心しました。別の病気でなくて・・という意味ですが。
生まれてはじめて、麻酔とかでなく意識を失ったのでかなり動転しましたが、地下鉄の線路に倒れなくて不幸中の幸いでした。これで、厄も落ちてくれたことでしょう(笑)